


ジェンダー、外国人差別、排外主義、セクシュアルマイノリティ、原発、基地、オリンピックなど、いま日本社会はさまざまな問題を抱えています。
この状況を私たちはどう受け止め、変えていくために、どんな行動をとればいいのでしょうか?
この連続イベントでは、幅広い交友関係を持つ社会学者の梁・永山聡子さんが、いま会いたい人たちをゲストに招き、現在の取り組みや今後について迫ります。
東京・田原町にある書店「Readin’Writin’ BOOKSTORE」で月1回開催します。途中の回だけの参加も大歓迎です。

次回の会いたい人
第29回【沖縄特集③】
沖縄文化還元論に待った!
「なぜ沖縄の貧困はなくならないのか」と語りたくなる理由
(2022/5/28)
ゲスト:糸数温子
貧困研究のテキストを読み漁ると、世界中の巨人たちによる研究蓄積が豊富です。
その多くは個人の資質によらない「雇用上の問題」や「社会保障の不備」など社会構造・社会秩序のなかに埋め込まれた問題を解き明かそうとするものです。現代社会でも同様の問題があります。
それにも関わらず、それらは、検索サイトやSNSで上がってこなければ、ひとびとの目に映らないことが大半です。
ではどのような「言葉」が飛び交っているのでしょうか?そこにはまた別の貧困言説が広がっています。
沖縄の貧困問題を、沖縄に住まう人びとの「心性」で説明できる、沖縄文化還元論で説明するという誤解もその1つでしょう。
ではどうして、心の問題に陥ってしまうでしょうか?これらについてみなさんと考えてみたいです。


第29回
【沖縄特集③】
沖縄文化還元論に待った!「なぜ沖縄の貧困はなくならないのか」と語りたくなる理由
【参加者募集中】
ゲスト:糸数温子
貧困研究のテキストを読み漁ると、世界中の巨人たちによる研究蓄積が豊富です。その多くは個人の資質によらない「雇用上の問題」や「社会保障の不備」など社会構造・社会秩序のなかに埋め込まれた問題を解き明かそうとするものです。現代社会でも同様の問題があります。 それにも関わらず、それらは、検索サイトやSNSで上がってこなければ、ひとびとの目に映らないことが大半です。ではどのような「言葉」が飛び交っているのでしょうか?そこにはまた別の貧困言説が広がっています。 沖縄の貧困問題を、沖縄に住まう人びとの「心性」で説明できる、沖縄文化還元論で説明するという誤解もその1つでしょう。ではどうして、心の問題に陥ってしまうでしょうか?これらについてみなさんと考えてみたいです。
日 時:2022年5月28日(土)18:30開場/19:00開演(アーカイブ配信あり)
参加費:1,500円
方 法:会場参加、またはオンライン配信(YouTube)
オンライン配信のURLは、開始直前にメール・DMにてお送りいたします。
※ゲストは、感染状況によって、オンラインでのご登壇に変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
※会場参加チケットから、オンライン配信チケットへの変更は随時可能です。DM等で主催者へご連絡ください。
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ホスト 梁・永山聡子
成城大学グローカル研究センター研究機構客員研究員/立教大学兼任講師
専門:社会学・ジェンダー・フェミニズム研究、社会運動論、朝鮮半島の歴史と社会運動
研究課題:ポストコロニアル社会における植民地主義残滓のフェミニズム(旧宗主国と被植民地国におけるフェミニズムの権力関係)
考察事例:リプロダクティブヘルツライツ、在日朝鮮人女性のアクティビズム、日本軍性奴隷制問題・解決運動
特定NPO法人アジア女性資料センター理事、ふぇみ・ゼミ運営委員、在日本朝鮮人人権協会性差別撤廃部会・運営委員、希望のたね基金・運営委員。関東近郊8大学で非常勤講師をしている。在日朝鮮人3世である。
著書:『ガールズメディアスタディーズ』(北樹出版)、共著『社会学理論のプラクティス』(くんぷる)、『私たちの「戦う姫、働く少女」』(堀之内出版)
編集協力:『差別はたいてい悪意のない人がする』(大月書店)
論文:「『他者化』しない姿を模索する ―日本軍「慰安婦」問題解決運動と吉見裁判―」『歴史評論』など。
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