【後から視聴可能】第85回(6/20)「日韓条約と「過去の克服」──基本条約と請求権協定を中心に」ゲスト:太田修(おおた・おさむ)さん
- satokonagayamaroom
- 8月2日
- 読了時間: 2分
戦後・敗戦・解放80年特別企画Vol.5 ➕ 日韓条約60年企画
聡子の部屋 第85回6月20日(金)19時から21時まで(あとから配信あります)
テーマ:日韓条約と「過去の克服」-基本条約と請求権協定を中心に
ゲスト:太田修 (おおた・おさむ)さん
<概要>
2025年6月、日韓条約の締結から60年となる。日韓条約とは、基本条約・請求権協定・在日韓国人法的地位協定・文化財協定・漁業協定の総称である。とりわけ、基本条約と請求権協定は、当時の日韓の政治家と官僚が議論を重ねて締結し、両国の国会が批准した法・条約として今日も大きな力を持ち続けている。基本条約と請求権協定とは何だったのか。基本条約第2条の「無効」をめぐる日韓両政府の異なる解釈の本質は何か。2018年の韓国強制動員被害大法院判決に対して、日本政府と被告企業はなぜ請求権協定で「解決済み」だとして韓国司法の確定判決を批判し続けるのか。この法・条約をめぐる対立を克服するためにはどうすればよいのか考えてみたい。
ーーーーー
<ゲスト>太田修 (おおた・おさむ)さん(同志社大学教員、朝鮮近現代史)

主著に『〔新装新版〕日韓交渉』(クレイン、2015年)、『朝鮮近現代史を歩く』(思文閣出版、2009年)、「第2章 独裁と民主の相克」『アジア人物史 第12巻アジアの世紀へ』(集英社、2024年)、「日韓請求権協定で「解決ずみ」なのか」内海愛子ほか『日韓の歴史問題をどう読み解くか』(新日本出版社、2020年)、「日朝国交正常化はなぜ必要か」李鍾元・木宮正史編『朝鮮半島危機から対話へ』(岩波書店、2018年)などがある。







コメント