図書館は生涯学習の機会を保障し、 また子どもたちの好奇心に応えて、 幅広い教養や情緒の発達のために必須のシステムである。 しかしそこで働く職員は80年代からの行政改革の中で働く人の3 分の2以上が非正規雇用となっている。 その背景には女性が多く働いてきた職場の構造的問題がある。 7万筆を超えるネット署名から浮かび上がる図書館の課題について 考えていきたい。
日向良和(ひなたよしかず)
73年山梨県生まれ。96年図書館情報大卒。 都留市役所に就職し都留文科大学附属図書館に司書として配属。 08年社会人大学院修士課程修了。10年都留市役所退職、 都留文科大学司書課程教員として採用。現在に至る。 都留文科大学共通教育センター教授
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