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2024年アメリカ大統領選挙の大きな争点となっている課題に移民問題があります。インド系移民の母とジャマイカ出身の父を持つカマラ・ハリスと、移民排除を訴えてきたドナルド・トランプの対決には、「移民の国」を名乗ってきたアメリカの歴史と現在がどのように反映されているのでしょうか。大統領選挙における移民や人種をめぐる論点を題材として、「移民の国」の限界と可能性を考えてみましょう。
南川文里(みなみかわ ふみのり)
所属:同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科
プロフィール:同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。博士(社会学・一橋大学)。専門は社会学・アメリカ研究。研究テーマとして、アメリカの多文化主義政策、移民政策、日系アメリカ人の歴史などを扱っている。主な著作として『アファーマティブ・アクション』(中公新書、2024年)、『アメリカ多文化社会論[新版]』(法律文化社、2022年)、『未完の多文化主義』(東京大学出版会、2021年)など。
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