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ゲスト:慎 民子(一般社団法人「ほうせんか」理事)
「自分は殺される側の人間」だった、100年前に起きた「あの事件」に恐怖を感じている人々がいる。
2023年に100年になる関東大震災朝鮮人虐殺。日本社会では忘却と歪曲がますます増幅しています。
第21回の「聡子の部屋」は一般社団法人「ほうせんか」理事で在日コリアン2世の慎民子(シン・ミンジャ)さんに、なぜ、虐殺の歴史を伝え続けるのかについてお話しいただきます。

増補新版 風よ鳳仙花の歌をはこべ 関東大震災・朝鮮人虐殺・追悼のメモランダム
1980年代の荒川河川敷にジェノサイド被害者の遺骨を探し、10年にわたって、のべ150人に聞き書き調査した市民グループ「ほうせんか」。市民の手で掘りおこされた記録集『風よ鳳仙花の歌をはこべ』(1992年刊)にその後30年の歩みを加え、新たな装いで復刊!
慎民子(シン・ミンジャ)
一般社団法人「ほうせんか」理事
1949年東京都品川生まれ。1989年にドキュメント映画「もう一つのヒロシマ」上映会開催で地域デビューする中で「関東大震災時に虐殺された朝鮮人の遺骨を発掘し追悼する会」と出会い追悼活動に参加。2009年に追悼碑建立。
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