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【終了】第12回「排外主義と向き合うための多様なアプローチ」(2020/12/22)
ゲスト:川端浩平(津田塾大学准教授)
開催1周年記念、12月の「聡子の部屋」では、12月に『排外主義と在日コリアン』(晃洋書房)を刊行される川端浩平さんをお迎えして、日本に蔓延る「排外主義」に対してどのように向き合うべきか、考えます。
『排外主義と在日コリアン』は12月15日に出版されます。「在日コリアン」に対する豊富なフィールドワークにもとづき、この問題を問い直す作品です。ぜひ読んでご参加ください!
+++川端浩平さんからのコメント+++
排外主義のパンデミックや非知性的な言動に、私たちはどのように向き合うべきなのだろうか。怒りや悲しみが内混ぜになるとともに、心の底から「バカ」と吐き出したくなる。だけど、「バカ」と吐き出してみても排外主義がなくなるわけではない。むしろ、自分の方が「バカ」なのではないかと問いなおしてみることを出発点にすることに可能性はないだろうか。拙著では、これまでの自分自身の在日コリアンのフィールド調査の方法や記述を問いなおすことで、排外主義へのカウンターを試みている。
日 時:2020年12月22日(火)18:30開場/19:00開演
参加費:1,500円
川端浩平(津田塾大学准教授)
1974年岡山県生まれ。津田塾大学学芸学部多文化・国際協力学科准教授。専攻は、社会学、カルチュラル・スタディーズ、日本研究(Japan Studies)。
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