【後から視聴可能】第101回(2/5)「遊廓のなかで読む・書く」 ゲスト:山家悠平(やまんべ・ゆうへい)さん
- satokonagayamaroom
- 7月20日
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<概要>
1926年4月、吉原遊廓長金花から逃走した春駒こと森光子は、廃業後にいくつかの雑誌に体験記を寄稿し、2冊の著書も刊行した。同時期に名古屋中村遊廓にいた松村喬子は森の手記を遊廓で読み、後に森と同じく遊廓を逃走し、やはり遊廓を舞台にした小説「地獄の反逆者」を『女人芸術』誌上に発表した。それらの女性たちの作品から浮かび上がるのは、娼妓取締規則によって自由な外出を制限されていても、生活のなかで読んだり、書いたりする女性たちの姿である。新聞や雑誌、本、手紙、様々な「読む」行為を通して女性たちは、自らの位置を探り、苦しい日常を生き抜く智恵を得て、時にはストライキや逃走などの直接行動に結びつけた。あまり知られていない遊廓のなかで読み、そして書いた女性たちの姿を紹介したい。
<ゲスト>

山家 悠平(やまんべ・ゆうへい)さん
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。近代日本の遊廓における労働運動を専門とする女性史研究者。著書に『遊廓のストライキ――女性たちの二十世紀・序説』(共和国)、『生き延びるための女性史――遊廓に響く<声>をたどって』(青土社)、編書に『地獄の反逆者――松村喬子遊廓関係作品集』(琥珀書房)がある。小説家でもあり、青波杏名義で『楊花の歌』『日月潭の朱い花』(ともに集英社)、『花咲く街の少女たち』(講談社)がある。




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